
「Departure」「Street Story」「TRUNK」の”Spring Version” 5,000枚期間限定発売決定!!
3枚に、それぞれバージョンの違う『モノクロ』PVが収録されています。
この3枚のCDでしか見ることができないPV!お楽しみに!!
Street Story "Spring Version"
(※SOLD OUT)
HYCK-10002
Release 2006.03.15
Price 2,300- (TAX IN)
Liner Notes
“遮るものなど何もなく
この空にこの地に音は響く――”。
アルバムの最後に入っているタイトル曲「Street Story」は、そんな風に歌われている。
HYが北谷の美浜カーニバルパークでストリートライブを始めたのは2000年の夏だ。
毎週土曜と日曜に30分ずつ一日三回の演奏。一週間毎日歌ったこともあったと言う。自分たちで楽器や機材を運び、最初のうちは、誰も来てくれないのではないかと友人に電話をかけて見にくるように頼み、フラフラになるまで歌う。「Street Story」には、その頃の記憶が歌い込まれている。
すぐ側はビーチ。広い空から降り注ぐ太陽の光。彼らはそこで“すべての想いを込めて どこまでも届くように”歌った。
HYの最大の魅力が曲の良さと新里英之と仲宗根泉のツインボーカルにあることは誰もが認めることだろう。リード曲になった一曲目の「AM11:00」には、それらが集約されている。朝の光を思わせる爽やかな始まりと二人のボーカル、名嘉俊のラップと続く構成は、従来のロックアーティストにはないナチュラルな広がりを持っていた。
アルバムの楽曲にはいくつかのタイプがある。ツインボーカルが対照的な「トゥータン」「さあ行こう」、同じラップ入りロックでもそれぞれアクセントが違う「男前」「コントロール」「DREAMING」、跳ねた8ビートが心地よい「隆福丸」「33ナンバー」、細やかな視線が優しい「かなぶん」や「
」、泉のスケールに圧倒される「あなた」。締めくくりの「Street Story」は三線が加わっている。沖縄ならではの、そしてHYにしか作れない新しいロックがここにあった。
2001年の「Departure」が、彼らの萌芽だとしたら、このアルバムは開花ということになるだろう。2003年4月16日発売。フルアルバムとしての第一作。インデイーズでありながら4週間連続して1位、100万枚を超えたという記録的なアルバムである。
レコード会社が大々的に宣伝したわけでもない。彼らを見つけ、広めて行ったのは全国の街にいる若者たちだった。想いは届く。そのことが証明されたのが何よりも素敵なことだったのではないだろうか。
